こんにちは。
画力がないので、「Midjourney」であれば素敵な絵が描けると思ったら、文章力もなかったyoshi-fit(@yoshi-fit28)です。
Midjourneyについてはこちらの記事をご覧ください。
さて、今日は最近話題になっていたNFTの幻滅期をテーマに書いていきたいと思います。
- NFTのバブル崩壊
- NFTは意味がない
- NFTは価値のない電子ゴミ
NFTはオワコンなどと言われていますね。
結論から言います。
「幻滅期」でイチイチ慌てるな!
と西野さんが言ってますw
ビットコインをみてください。
ビットコインはオワコンと言われていた頃もありましたが、現在
「1ビットコイン(BTC)=2,900,000円前後」(※記事執筆時)
で取引されています。
この記事を見てくれている人の中には、ビットコインを手放した人もいるのではないでしょうか?
NFTはビットコインのように順当に進んでいるとyoshi-fitはみています。
本記事では、初心者の人にも分かりやすいように、図解を交えながらNFTについて解説していきます。
画力も文章力もありませんが、最後までみていただけると嬉しいです。
メリットとデメリットを早く知りたい人は目次から好きなページにjumpしてくださいね。
それではNFTの世界へ「Let’s jump in!!」
NFTとは?
まずはNFTについてもう一度おさらいしましょう。
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略で、非代替性トークンといいます。
非代替性トークン?
「Non-Fungible」とは直訳すると、非代替性。
つまり替えがきかない。
「Token」を直訳すると、しるし(証明)
「非代替性トークン」とは、替えがきかないしるし(証明書)がついたデジタルデータのことです。
シリアル番号が振ってある、唯一無二のデジタルデータってことだね!
シリアル番号(ID)が付いているため、デジタルデータの持ち主が明確になります。
例えるならトレーディングカードのようなものです。
レアなものほど高価になりますよね?
NFTはそのカードに本物であるという、しるし(証明)と所有者の情報がついているので、持ち主が明確になるのです。
つまりNFTとは、交換不可能な世界に1つだけのデジタル資産ということです。
このNFTはビットコインやイーサリアムと同様に、ブロックチェーンと呼ばれるデジタル台帳の上で生きています。
ブ、ブロックチェーン?
ブロックチェーンとは?その仕組みを4つのStepで分かりやすく解説
NFTは、他に存在しない唯一無二の番号(ID)が付いていましたね。
この番号(ID)をつける仕組みがブロックチェーンと呼ばれる技術です。
Step1 :取引が記録される
Step2:記録は複数のコンピューターによってチェックされる
ノードと呼ばれるネットワーク上のコンピュータが取引データを改ざんできないようにチェックします。
Step3:コンピューターが受け付けた記録は、ブロック(箱)に追加される
このブロックには、トークンID(文字や数字の羅列)が付いています。
唯一無二のシリアル番号のことだね!
Step4:ブロックチェーンに追加される
ブロックチェーンの特徴
- 複数のコンピューターで管理されているので改ざんができない。
- 唯一無二のシリアル番号がついている。
- この番号は「絶対に変わることはない」
シリアル番号がついて、改ざんができない、ということは分かったけど、NFTの何が良いかよく分からないよ!
そうだね!
次はNFTの活用事例を見てみよう。
NFTのこれまでの活用事例を紹介
PFP(Profile-Picture)
PFPとは、NFTをプロフィールの画像(アイコン)にすることです。
近年は、NFTをプロフィール画像にすることが流行していることからこのワードが生まれました。
EXILEの関口メンディーさんのTwitterの画像もNFTなんですよ!
関口メンディーさんのTwitter
まずは、NFTのコレクターなら必ず知っておきたいプロジェクトをご紹介します。
CryptoPunks
見ての通りただのドット絵です。
値段は1枚3000万〜4000万くらいです。
目玉が飛び出しても買えません。
Bored Ape Yacht Club
2021年4月にYuga Labsという企業にて作成されたNFTコレクションとなっており、類人猿をモチーフにしている特徴的な猿のイラストのNFTです。
合計10,000体が販売されており、2022年6月現在でも約1400万円と非常に高額で取引されているNFTと言えるでしょう。
Doodles
2021年10月に発売された「Doodles NFT」コレクションは、NFT業界で最も愛されているコレクションの一つです。
人間や猫、宇宙人、ピクルスなど、カラフルなキャラクターは、yoshi-fitの心を打ちました。
The Samurai Crypto Typographic
最後に国内の作品を紹介。
こちらのNFTはサムライを軸に文章や言葉を使った作品で、そこにタイポグラフィックの要素が加わり、文字で兜を描く日本らしさのあるNFT作品です。
文字で描くサムライNFT【The Samurai Crypto Typographic】
僕のアイコンはThe Samurai Crypto TypographicのNFTなんだよ。
このようにアイコンに設定できるのもNFTの魅力のひとつだね!
アート(ジェネレーティブアート)
ジェネレーティブアートとは、アルゴリズムで決定されたコンピューターで生成されたアートで、2022年に人気が高まりました。
その中の一つを紹介します。
Art Blocks
Art Blocks Curatedは、スマートコントラクトと呼ばれるプログラムで描写されるデジタルアート作品です。
高いものでは一点あたり1億円ぐらいで落札される大人気の作品群なんですよ!
アートの世界はすごい!
ゲーム
オンラインゲームにブロックチェーンの技術を加えることで、ゲームをプレイする人に対して報酬を与える仕組み(Play to Earn(P2E))が誕生しました。
Play to Earn(P2E)は「遊んで稼ぐ」という考え方で、ブロックチェーン技術を組み合わせたオンラインゲームで使われます。
Play to Earnに対応しているゲームを、「P2Eゲーム」「NFTゲーム」「ブロックチェーンゲーム(BCG)」などと呼んでいます。
STEPN
NFTのスニーカーを持っている人は、歩いたり、走ったり、ジョギングをすることで独自のトークン(報酬)を獲得できます。
運動しながら稼げるなんて・・・
Zed Run
実際の馬を購入してレースに参加することはできませんが、Zed Runでは、NFT のデジタルな馬を購入し、レースに参加し、さらに繁殖させることができます。
Gods Unchained
Gods UnchainedはNFTカードゲームです。
ゲーム内のアイテムは、売却や取引が可能です。
音楽
まだまだいきます。
次は国内での音楽プロジェクトを1つご紹介します。
HOHOEMI NFT
こちらのNFTはベストアルバム「HOHOEMI」のダイジェスト版となっていて収録曲のさわりの部分が流れます。
「だったらNFTじゃなくてアルバムを購入したほうがお得じゃないか!」
と思ったあなた。
NFTだからこそ、できることがあるんですよ。
こちらのNFTを購入すると、あなたがHOHOEMI#○○(番号)を買ったことがブロックチェーンに刻まれます。
ベストアルバム「HOHOEMI」を手に入れるだけでなく、このプロジェクトの応援者であることが刻まれるんですよね。
これぞクラウドファンディングの新しい形。
NFTを購入し、好きなアーティストの活動を応援しましょう!Hey!
スポーツ
スポーツ界において、NFTは、ファンやサポーターから、選手やクラブチームへ利益が直接還元される、これまでにない応援方法になります。
国外を代表するスポーツへのNFT活用事例を1つご紹介します。
Sorare
「Sorare(ソラーレ)」は、2018年にサッカーファンによって、サッカーファンのために作られた会社Sorare社が運営しているブロックチェーンゲームです。
200を超えるサッカークラブと公式ライセンスを締結しています。
その中には、FCバルセロナ、レアル・マドリードCF、リバプールFC、パリ・サンジェルマンFC、など世界的に有名なクラブチームも含まれます。
NFTは買うのはちょっと待った!NFTの4つのデメリット
NFTってすごいんだね!
やっぱりNFTって買った方が良いの?
デメリットはないの?
NFTは歴史がまだ浅く将来性が不透明だから、リスクが高いとも言えるんだよ。
しっかりデメリットも理解しておこう!
①NFTの世界には詐欺師が多い
NFTを購入するときは特殊なウォレットを使います。
このウォレットには秘密鍵とシードフレーズといったパスワードのようなものがあります。
SNSで知り合った人で信頼できそうな人でも絶対にこれらは教えないようにしましょう。
「私がサポートしますよ!」
と初心者を騙しに来る可能性があるからです。
パスワードなんて誰であっても教えないよ!
自分で教えなくても、サイトにアクセスするだけでパスワードが盗まれることもあるんだよ!
詐欺師はいろんな方法で秘密鍵とシードフレーズを盗みにきます。
管理には十分に注意しましょう!
②日本の市場規模が小さい
日本のNFT市場は海外に比べるとゴマ粒程度です(T_T)
現状、NFTで稼ぎたいと思うなら海外の市場を見据えることは必須です。
言語の壁を乗り越えましょう!Hey!
③制度が曖昧
現時点で抑えておきたいポイントは、NFTはデジタルデータの所有権であり、著作権や商用利用権は譲渡されません。
NFTを買ったとしても、あくまで購入者に移るのはデジタルデータの所有権だけ。
勝手に商用利用しないように注意しましょう。
④NFTの購入は自己責任で
NFTは非常に新しいものなので、お金に余裕があり、気になるコミュニティがあれば検討する価値はあります。
しかし、購入時の価格よりも低い価格で転売される可能性があることは理解しておきましょう。
誰も欲しがらない場合は、転売できない可能性だってあります。
そうだよね。
まだNFTを買うのはやめておこう。
ないぞーくん!
NFTはデメリットばかりじゃないんだよ。
次はNFTのメリットを紹介するね。
NFTが注目される理由|NFTのメリットを5つ紹介
①自分の作品が売れるたびにロイヤリティ(報酬)を受け取ることができる。
クリエイターはロイヤリティ(報酬)を最大10%まで設定することができ、自分の作品が新しい所有者に販売されるたびに、売上の一部を受け取ることができます。
つまり、二次流通(一度市場に出た商品が消費者に渡り、再び販売されること)で売れた作品の報酬を受け取ることが出来るのです。
古本屋で自分の本が売れても1円にもなりませんが、NFTではそれが可能です。
二次流通時に、クリエイターがロイヤリティ(報酬)を受け取ることができることはNFTの魅力的な機能です。
これにより、クリエイターは快適な生活を送ることができるようになります!Yeah!
②中間業者がいらない
作品をNFTとして消費者に直接販売することができ、利益をより多く得ることができます。
クリエイターは作品を販売するために必要なギャラリーやオークションサイトなどの中間業者に頼る必要がなくなります。
③投資目的
CryptopunksというNFTを例にしましょう。
CryptoPunksは もともと無料で配布されていました。
しかし!!
現在は1枚3000万円〜4000万円くらいになっています。
このドット絵に4000万!?
この画像は世界に1万点しかなく、希少性の高さがそのまま価格に表れているんだよ。
このように他の誰よりも先に価値のあるものを見つけることができれば、それを売って利益を得ることも可能です。
しかし、価値が上がることもあれば、下がることもあるので注意しましょう。
④透明性
ブロックチェーン技術によって持たされる透明性のおかげで、取引の記録が残り、デジタル資産の所有権と信頼性を簡単に追跡できます。
ブロックチェーン技術のおかげで、デジタルデータの持ち主が明確になり、本物と偽物の見分けが簡単につくようになったね。
⑤コミュニティ
最後に、NFT アートを購入する大きな理由はコミュニティです。
最近のほぼすべての NFT プロジェクトは、独自のコミュニティを持っています。
例えば、僕が記事を書いているWe’re Japan NFT Creators!!では、このコミュニティのNFTを持ってないと、記事を書くことはできません。
NFT保有者しか参加できない専用チャンネルもあったりします。
今のうちにNFTをたくさん持っていると行動できる範囲が広がりそうですね!
国内のコミュニティでは「Cute Pigs NFT」がおすすめです。
「Cute Pigs NFT」コミュニティは「ゆるく生きても、幸せになれる」を体現しているコミュニティです。
NFTの楽しさの一つでもある「心地よいサードプレイス」を見つけたい人は必見ですよ!
過去のNFT作品の高額取引の事例を紹介
ここでは、過去のNFT作品の高額取引を2つ紹介するね!
EVERYDAYS
「ビープル」として知られる有名なデジタルアーティスト、マイク・ウィンクルマンは、5000枚の毎日の絵を合成して、2021年、最も有名なNFTである「Everydays – The First 5000 Days」を制作しました。
Everydays – The First 5000 Daysは、クリスティーズのオンラインセールにて約6935万ドル(約75億円)という、記録的な価格で落札されました。
Twitterの共同創設者であるJack Dorsey氏の最初のツイート
Twitterの共同創設者であるJack Dorseyは、最初のツイートをNFTとして290万ドル(約3億円)以上で売却しています。
ただのツイートが3億円・・・。
2022年4月、落札者が「世界初のTwitter投稿」のNFTを再びオークションにかけましたが、記事作成時点での最高入札額はわずか6247ドル(約78万2000円)にとどまっていました。
落札者は、NFTが5000万ドル(約62億6000万円)以上で落札されると見込んでいたそうですよ。
約3億円の損害だね(°_°)
NFTの購入方法は?4つのStepで初心者にも分かりやすく解説
NFTはオワコンって言うけど、ちゃんと理解すると今後が楽しみだね。
今はまだ市場も小さいから、投資目的よりも、SNSのアイコンに使ったり、コミュニティーに参加したりして、NFTを楽しむといいよ!
そうすることで、よりNFTの理解も深まるしね!
じゃあ、最後にNFTの購入方法について解説するね。
Step1:コインチェックの口座を開設
NFTを購入するためには、仮想通貨のイーサリアム(ETH)の購入が必要です。
まずはコインチェックで口座開設をしましょう。
【2022年7月最新】コインチェック口座開設手順を解説【仮想通貨・NFT始め時です】
Step2:イーサリアム(ETH)を購入する
コインチェックで講座開設がすんだら、次はいよいよイーサリアム(ETH)の購入です。
コインチェック「日本円入金からイーサリアム(ETH)購入」の手順を解説
Step3:イーサリアム(ETH)をMetaMask(メタマスク)へ送金する
NFT購入まであと少し!
購入したイーサリアム(ETH)をMetaMask(メタマスク)へ送金しましょう。
MetaMask(メタマスク)とはNFTを購入するために必要なウォレット(財布)のことだよ。
Step4:NFTを買ってみよう!初心者におすすめなマーケットプライス3選
お疲れさまでした!
これでNFTを購入する準備はととのいました。
早速NFTを購入してみましょう。
と、その前に!
NFTを購入するには、適切なマーケットプレイスを選択する必要があります。
現在、選択できるマーケットプライスは、国内外でたくさんあります。
そのなかでも、まずは最も人気のあるマーケットプレイスから始めることをお勧めします。
- OpenSea(ユーザー&取引量ともに世界最大)
- Rarible(独自コントラクトで、出品ができる)
- LooksRare(OpenSeaのライバル的存在)
そのなかでもおすすめはOpenSeaです。
OpenSea(オープンシー)は世界最大のNFTマーケットプレイス(NFTの売買所)です。
「NFT界のAmazon」なんて称されることもありますね。
【OpenSea】NFTアートの買い方【完全初心者向け】で詳しく解説しています。
まとめ
NFTという未知なる世界への長旅、お疲れさまでした。
今回の旅は、
でした。
NFTは幻滅期などと言われていますが、海外に目を向けてみると今後もますます盛り上がって行きそうですね。
We’re Japan NFT Creators!!では日本のNFTクリエイターと、その作品の魅力を国内外に向けて発信しています。
次のNFTを購入する前に必ず、こちらのサイトへ戻ってきてくださいね。
きっとあなたの欲しい作品がみつかるはずです。