NFTコレクション【カバードピープル】創設者ヒオキンさん
NFTに少しでも関わっている人なら、名前を聞いた事がある方が多いのでは?
まずは、簡単なプロフィールを。
・起業家(広告代理業)でマレーシア在住
・シュールな被り物集団のNFTコレクション【COVERED PEOPLE(カバードピープル)】の創設者
・Twitterスペース【ブドキンラジオ】パーソナリティ
(※現在、毎日は出演されていません)
・イケボ(聴いてみれば分かる)
by SABAさん
by Tatsuyaさん
カバードピープルを保有する、又はコミュニティに参加する事によって得られるものとしては
以下の様なものがあるのですが、
①新しい人々との繋がり
②コミュニティプロジェクトへの参加
③楽しい日常
④お笑いリテラシーの向上
⑤ジェネラティブフリーミント権
なぜヒオキンさんの周りには多くの人が集まり、盛り上がりを見せるのか。
その理由について、考察していきます。
※ちなみにこの記事の執筆者、オドニカもカバードピープルのコミュニティメンバーです。
カバードピープル・コミュニティメンバーから見たヒオキンさん
ヒオキンさんのお人柄・魅力を紐解いていく中で、カバードピープル(以下カバード)のコミュニティメンバーの方にお伺いする事が何より近道であるはずです。
今回は主要なメンバー御三方にお話をお伺いすると共に、逆にヒオキンさんが「その御三方の事をどういう風に見ていらっしゃるのか」という事もヒオキンさんのお人柄を理解するのに役立つと考え、双方からお話を伺いました。
証言1 カバード大総統・higashinoさん
※大総統とはカバード内での階級制度の役職です。とーっても偉いです!
半ばネタとしての階級ですが、これがなんとも面白い(後述します)。
ヒオキンさんを監督とするなら、higashinoさんは常に冷静に、
時に熱くコミュニティを支えるキャプテンの様な存在です。
<higashinoさんが語るヒオキンさん>
ヒオキンさんは常に挑戦者です。『人間万事塞翁が馬』を座右の銘に良い時も悪い時も安堵しないで、カバードピープルの大きな目標達成に向かって挑戦し続けています。
ロジカルな思考と抜群の頭のキレ、言葉の選定がもの凄く上手。詳しくはstand.fmをご確認ください。
<逆にヒオキンさんから見たhigashinoさん>
カバードが全く注目されていない初期から支えてくれてる創業メンバー。
精神的に安定していて、いろんな場面で実際に何度も助けられている。自身のコレクションや趣味趣向(ディズニー好き)と真逆のコンセプト?のカバードにも関わらず、そのビジョンや価値観を最も理解し体現している。感謝しても仕切れない存在。
上述の通り、higashinoさんはNFTコレクション【クモーニ】(上のアイコンが被っているキャラクター)
のクリエイターでもあります。
上のアイコンはカバードピープルの作品ですが、本家クモーニもとても可愛らしく、眺めながらニヤニヤしてしまいます!
一方でボクセルカバード(COVERED PEOPLE VOXEL COLLECTION)という、カバードピープルの姉妹コレクションも創作されています。コレクションの1つ【軍艦島】を被った作品がこちら!
私の大好きな作品です!!
このように両極端なコレクションを運営しておられるhigashinoさん!
優しさと狂気が共存するキャプテンでおられます(笑)
本家クモーニをこちらからご覧になると、そのギャップがご理解頂けるかと・・。
ボクセルカバード:https://opensea.io/collection/covered-people-voxel-collection
クモーニ:https://opensea.io/collection/kumoni
証言2 カバード大総統・ZENさん
Twitterの大喜利企画で、切れ味鋭いツッコミが魅力のZENさん!
この大喜利きっかけでコミュニティに入ってきた方も大勢いらっしゃいます。
まさにコミュニティの大功労者!
チームのエースといった所でしょうか。
<ZENさんが語るヒオキンさん>
確実に何か面白い事やってくれそうな気がして、乗っからずにはいられない。
人を惹きつける何かが、彼にはあるのだと思う。
<ヒオキンさんから見たZENさん>
お笑い好きのわんぱく暴れん坊列車w
ひょうきんな性格ではあるが、物事の時流をよく見ていて、ここぞという時の集中力がすごい。正義感が強く、曲がった事が嫌いな素直な人。
ZENさんはBuddha bitsというブッダをモチーフにしたコレクションを創作されています。
またカバードの姉妹コレクションではSexy Covered Peopleという面白セクシーなボクセル作品を展開されています。
破茶滅茶に面白く、頭の回転が速いZENさん。
いきなり、大喜利に参加する勇気がない方もまずはフォローして、そのやり取りを覗いてみてはいかがでしょうか?
ZENさんリンク集:https://lit.link/zenjjj
証言3 カバード執行役員・TOKYOちゃん
もちろん執行役員もカバード内の役職です!
圧倒的なコミュニケーション能力と行動力で、執行役員まで上り詰めたシンデレラガール。
自称:ギャル界の真珠!
東京が生んだ肉食系女子!軍人アイドル!
らしいです(笑)
ちなみにTOKYOちゃんはインタビュー時は役職が軍曹でした!
だから軍人アイドル(笑)
後発組の中で圧倒的な存在感の期待のルーキー!
<TOKYOちゃんが語るヒオキンさん>
メラメラキラキラした夢と野望を持ち、
知性と行動力を兼ね備え、人を応援し皆のために動いている。
その熱さに皆が集まる、きっと太陽から来た人。
<ヒオキンさんから見たTOKYOちゃん>
カバードのニューヒロイン。良い意味での野心、向上心、利他的精神のバランスがいい人。猪突猛進な部分と俯瞰的かつ戦略的な視点が共存した上に、素直さと高い成長意欲がある為、鬼のようにアップデートしまくってる。
TOKYOちゃんは、コミュニティ加入当初、様々な企画を提案しては却下され続けたそうです。
それでも粘り強く、諦めず、コミュニティ内で発言し続け、今では【yes!TOMATOプロジェクト】というプロジェクトを任されるまでになった、シンデレラガールなのです!
またTOKYOちゃんも大喜利企画を発信しています。
女性ならではの視点で、非常に面白い発信をされているので以下から参加されてみては?
TOKYOちゃん・twitterリンク:https://twitter.com/@TOKYOCHAN_JP
この様に御三人ともヒオキンさんを様々な角度から、捉えていらっしゃいます。
まとめると
【面白くて、何かをやってくれそう!熱くて、行動力があり、他人を応援し続ける!物事に一喜一憂せず、ロジカルに物事を考えられる挑戦者】(全然まとまってない)
全然まとまっていませんが、本当にこれ全部、当てはまっています!
さらに注目して頂きたいのが、[ヒオキンさんがコミュニティメンバーをどれ位見ているか]です。
こんなにメンバーの事をしっかり見ていてくれるファウンダー(創設者)がいますでしょうか?
ほとんどネット上での繋がりしかないのにも関わらず、下手したらそこら辺の会社よりも、ずっと深い繋がりがある。そんなコミュニティが形成されているのです。
さらにコミュニティには、NFTを通して日本の牡蠣産業を本気で変える決意のNaokichiさんをはじめ、他にも数え切れない程、魅力的なメンバーさんがいらっしゃいます!
ヒオキンさん個人についての記事で、なぜここまで他のメンバーさんの事を取り上げるのか?
それは「カバードには、こんなに魅力的なメンバーがいるんだぜ!」っていうコミュニティ自慢・・ではなく、(ちょっとはそれもあります(笑))、こんなに魅力的な人が集まってくるのは、ヒオキンさん自身が魅力的だからですよ!っていう事がお伝えしたかった事です。
現実の世界でも魅力的な人の周りに、魅力的な人が集まってくる事って経験ありませんか?
それがネットの世界で起こっているだけなのです。
ここが凄いよ、ヒオキンさん
この章では、私がヒオキンさんと接する中で、「ここが凄い」と思わず唸ってしまった点を3点お伝えします。
壮大な目標
ヒオキンさんの野望として、
最終目標: 数百年後も存在する経済圏/生活圏を伴ったコミュニティブランドを創る
短中期: 1-2年以内にカバードだけで、飯を食べている人を100人ぐらいにしたい
この様な壮大な目標を掲げられています。
まだ黎明期でこれからどうなるかも分からないNFTの分野で、こんな壮大な目標を掲げていると「そんな事出来る訳ない!」と言ってくる人もいそうなものです・・。
それでもヒオキンさんはコミュニティのdiscord内やtwitterでの発信を通して、その熱い想いを発信し続けて、良い意味で人を【カバードの渦】に巻き込み続けています。
これを私は【ヒオキンマジック】
そう名付けました。
やらない方が良い事を共有する
目標を共有するという事は、多くのコミュニティにおいても行われている事でしょう。
しかし、目標が大きすぎるとゴールがぼんやりしていて、コミュニティメンバーが思いを共有しきれない部分が出てきてしまいます。
かといってトップが細かく一人一人に、「これをやって」と指示を出していくのは時間も足りないし、何よりメンバーの自主性を抑えつけてしまう事にもなりかねません。
そこでヒオキンさんは、コミュニティとして【やらない方が良い】事を共有してくれます。
どういう事か?
具体的に見ていきましょう。
カバードピープルでは現在、コレクション作品ののgiveaway企画(無料で作品をプレゼント)の様なものは実施していません。
単発・短期的な効果で終わってしまうかもしれないgiveaway企画よりも、現在のカバードでは大喜利企画でひとボケしてもらって、コミュニティに入ってきてもらう様な企画に力を入れています。
大喜利でボケるというハードルを儲ける事で、
・わざわざ手間を掛けてまてコミュニティに入ってきてくれる人
・くだらない事を真剣に楽しめる人
をコミュニティに迎え、結果的に価値観が近い人が集まっています。
(※他にもカバード作品や姉妹コレクションを購入する事でもdiscordには参加できます)
他のコミュニティで普通に行われている企画でもしっかり分析して、自分達も実践すべきなのか考える。
結果やらないと決めた事はちゃんとコミュニティで共有する。
他のコミュニティで普通に行われている事をやらないというのは、見方によっては批判的に見えたり、もしかしたら人が離れていってしまうかもしれません・・。
それでも【やらない方が良い事】を共有する事によって、大きすぎてぼんやりしていた【皆が向かう方向】を少しずつ狭めてくれるのです。
※あくまでも「今現在のカバードのコミュニティではgiveaway以外の企画に力を入れよう」
という趣旨であって、決してgiveaway企画そのものを否定している訳ではありません。
だって・・私も欲しいですもん(笑)
階級制度とその効果
この様に、半分ネタとして始めたとされているカバードの階級制度。
基本的には保有しているカバード作品数に応じて階級が決まります。
WEB3時代に注目されている、DAO(分散型自律組織)に逆行するような、中央集権的なこの仕組み(笑)。
※DAOには一般的に、中央集権的な権力を持つリーダーがおらず、参加者全員が平等な立場で組織が運営されるとされています。
ですが、実際コミュニティの中にいると、この意外な効果を実感します。
カバードでは昇格すると、人事部長からdiscord及びtwitter上で昇格人事の度にメンバーに向けて
「〇〇さんが▢▢に昇格しました」というアナウンスがされます。
それと共に決められたトークンが付与されます。(トークンはコミュニティ内で様々な使い方が出来ます)
ジェネラティブのWL(優先購入権)も階級によって決まったりと、金銭的な恩恵もあります。
人間は程度の違いこそあれ、承認欲求(他人から認められたいという思い)があるはずで、そこを見事に捉えています。
実際に昇格した人を見ていると、本当に嬉しそうだし、周りも全力で祝福します!
お金という貴重なものを提供してくれたホルダーには、しっかり全力で応える仕組みです。
別に階級が上だからといって、偉そうにする人は誰一人おらず、(まず創設者のヒオキンさんが謙虚で低姿勢)
体育会系の縦社会的なノリも一切ありません。
これからDAOが来るから、コミュニティも完全にDAOにしようとするのではなく、良い意味で軽いノリの階級制度が取り入れられているのです。
PLAYBACKスタンドFM
ヒオキンさんはstand.fm(スタンドFM: 個人で発信出来るラジオの様なもの)で発信もされています。
壮大な目標もだた熱く語っているだけではもちろん実現出来ないし、そこには戦略が必要になってきます。ご自身の企業家としての経験も生かし、コミュニティ運営やマーケティングについて発信されているのですが・・。
これが本当に有益で、本当に緻密に、戦略的にコミュニティ運営しているのだなと伝わってくる放送なのです。
・お金について
→お金は手段にすぎない。
お金は綺麗なものでも汚いものでもなく、空気の様に存在していて、自転車や新幹線の様に目的地までの手段である。
・NFTコレクションの価格設定について
→価格はどのタイミングで上げていくのが良いか?需要と供給の関係をどのように見極めるのが良いか?
などなど、NFTに関わっていなくても、ビジネスに生かせそうなテーマで毎日発信されています。
マレーシアの生活についても時折発信されているので、海外生活に興味がある方もぜひ聴いてみる事をお勧めします。その中で私が一番好きな放送回について、お届けします。
【NFT回】コミュニティとブロックチェーンさえあればぼくらは国だって作れる
・これからのビジネスの生存戦略
・コミュニティで巨大資本と戦う
・ブロックチェーン技術を使えば、新しい国の様なものも作れるかもしれない。
・遊牧民みたいに、自分の好きなコミュニティを行き来して生活するイメージ。
ネタが枯渇してきてた、ホワッとした回。
と自称されていますが、想像力の豊かさを感じさせる私の一番好きな回です。
アートとしてのカバードピープル
イベント・企画の盛り上がりやお笑い要素が注目されるカバードピープルですが、もちろんNFTのアート作品でもあります。
ヒオキンさんは「自分の下手な絵」とか「需要のない」とか自虐気味に仰っていますが(笑)、私の様にカバードのイラスト自体が好きだという方もいらっしゃると信じているので、アートとしての魅力もご紹介しましょう。
ご覧になってお分かりの様に、完全に手書きです。
さらに使われている線が少ないので、より不安定な線が目立ちます。
・・・だがそこが良いのです。
最近ではMidjourneyなどのAIがイラスト作成してくれるサービスなどが増えていて、その質・完成度の高さには驚くばかりです。これからさらに進化していく事でしょう。
そんな時代に【ひたすら上手く描く】の反対を行く、この様なアートが人間が描く意味を再認識させてくれるでしょう。
それと目に注目して下さい!
この覇気のない、心ここにあらずな目(笑)
カバードピープルのコンセプトは【何かを好き過ぎて被ってしまった人】です。
何かを好き過ぎて、夢中になり過ぎて、抜け殻の様になってしまったのでしょうか?
そういう想像をしてみるのも楽しいのです!
ヒオキンさんの描く未来
・・・時は20XX年
パパ!
あれ何?
あぁ、あれは
ドコモ経済圏・au経済圏・PayPay経済圏・楽天経済圏・イオン経済圏と並ぶ、日本6大経済圏の一つ、カバード経済圏の像だ。
何それ?スゴイの?
うん、そりゃあスゴイさ!!
ミカコが昨日食べた、あの牡蠣。
あれだって、カバードブランドのものなんだぞ!
でも5歳で、夕食に牡蠣13個は食べ過ぎだぞー!!
カバード経済圏をどのくらいの頻度で使われていますか?
<アンケート調査>
日本人に聞きました。
カバード経済圏をどのくらいの頻度で使われていますか?
ほぼ毎日 ・・・・45%
3日に1回 ・・・・33%
たまに ・・・・・ 21%
何それ?・・1%
壮大な夢を持つ規格外な男、ヒオキンさん。
こんな時代がくるのは・・・もうちょっと先のお話。
ヒオキンさんリンク集:https://linktr.ee/hioking
今回の記事を執筆するにあたって、丁寧に質問に答えて下さった、ヒオキンさん。
higashinoさん、ZENさん、TOKYOちゃん。
本当にありがとうございました。
この記事でヒオキンさん、カバードピープルに興味を持ってもらえたら嬉しい限りです。
読書の皆様。最後までお読み頂き、ありがとうございました。