クリエイターTigercloveさんに聞いてみた!SNUGの今までとこれから

今回はあなたに寄り添う癒やしの妖精”SNUG”に迫る第二弾、クリエイター兼ファウンダー兼マーケターのTigerclove(タイガークラブ)さんのインタビュー記事をお送りします!

前回はDiscordやtwitter等から調べた情報でしたが、今回はもっと深堀りましたよ!お楽しみに!

第一弾はコチラ!

目次

Tigercloveさんについて

Tigercloveさん

Tigercloveさん(@tigerclove)はもともと音楽系のアートディレクター・グラフィックデザイナーとして数々の日本の人気アーティストのアートワーク(アーティスト写真撮影・CDジャケット・ロゴ・グッズデザインなど)に10年近く携わり、今は個人事業主としてNFTの活動にシフトしているという。

pikomama

本日はよろしくお願いします!
NFTを始めたきっかけは何でしょうか?

個人事業主になって初めは会社員のときと同じ仕事をしていました。
そんな中、コロナが来てリアルな音楽イベントがなくなってしまいました。
CDやグッズというのはライブとセットだったりするので、仕事が落ち着いたんですよね。
自分のしたいことをするためにフリーになったんだけどな~と思っていた時に、同じようなデザインの仕事をしている大学からの友人と話していて二人ともNFTアートに興味を持っていて始めてみようかってなったんです。
僕は暗号資産も持ったことなかったからまずそこからで、友人に教えてもらいながらMetaMaskを作って、ETHを買って、MetaMaskに送って、、試行錯誤してOpenSeaでようやく出品できました笑。

始めた当初はtwitterフォロワー0人の無名アーティストだったそう。

- どうやってSNUGの認知を拡げたんですか?

最初は値付けもよくわからくて、○○のNFTが何億円・何千万円っていう高値で売れたニュースが耳に入ってくるから無名なのに3ETHで売り出してましたね笑。
でも誰も自分を知らないわけで、まったく売れませんでした。
で、ようやく周りを見てみたら0.05ETHとか0.01ETHとか・・みんなうんと安かった。
最初はNFTってこんなに安いの?!って驚いて今まで自分のしていた仕事と考えるとちょっと受け入れられなかったですね。
でも円換算じゃなくてETHで考えて、新人が出すんだから・・と思ってからは割と早く順応して段階的に価格を下げていきました。
0.01ETHまで下げて、これでも売れないの??ってなりましたね笑。
最終的には、”SNUG”EYESっていう目玉だけのコレクションがあるんですけど、それを0ETHで出します!って告知したら海外の方が「かわいいね」って買って・・と言っていうのかわかりませんけど(笑)買ってくれました。
で「作品が売れました。ありがとうございました。」ってツイートすると、そこからその0ETHの”SNUG”EYESシリーズがOpenSeaのフロアからどんどん消えていって、それがみんなの目に留まったようで次の0.01ETHや0.03ETHで出していたのも売れていって価格が上がっていきました。

当時の0ETHキャンペーン

SNUGについて

次はTigercloveさんの主なコレクション、”SNUG”について聞かせてください。

SNUGとは

宿主にそっと寄り添って不安や孤独を食べる代わりに幸福を与えてくれる妖精。

ホルダー=宿主 ホルダーたち=SNUGGER

詳しい概要はコチラ!

SNUGを手に入れるにはコチラ!

- SNUGはもともとどうやって誕生したのでしょうか。

実はSNUGがアイディアとしてあったのは10年くらい前からで、デザインの会社で働いていた時に当時のブームに乗って「ゆるキャラ」を作ろうっていうのがあったんです。
そこでラフスケッチとしていろいろ書いた中にあったのがSNUGの原型です。原型と言っても今とほとんど変わらないですね。
その場では別のキャラクターが採用されたけど、ずっと頭の中にはありました。
クライアントワークが主だったのでSNUGを登場させる機会がなかったのですが、さっきの大学時代の友人とNFTの話を電話でした日にちょうど六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーで”KAWS”(カウズ)展を見て、こんな風にキャラクターで自由な表現したいな~とSNUGを出すことを思いつきました。

SNUGが世に出るのきっかけとなった「KAWS TOKYO FIRST」↓

その時はコロナ禍ということもあって、みんな友達に会うこともなく一人で家にいて不安や孤独を感じることもあったからそんな時に寄り添ってくれる存在がいたらいいな~と思って、心地の良いとかぴったりとという意味を持つ”SNUG”と名付けました。こんなに浸透するとも思ってなかったから、英語で4文字でなんとなくという感じもあります。

- SNUGチームメンバーはいるのでしょうか。

はい、今は約15人ほどいます。エンジニアリングの部分をお願いしている人とか英語担当のメンバーとか。
最近始めたtwitterスペースの週刊SNUG通信のMCはえでゅさん(@edu_learn_hack)さん・ヨッシーさん(@yossie_NFT)にやってもらっていてWLのDMなどもしてもらっています。あとはDiscord内にモデレーターとか。
僕はクリエイター兼ファウンダーなんですけど、twitterのフォロワーが今はチームの中で一番多いのが僕なのでマーケターもやっています。他のところだと、クリエイターとファウンダーが違ったり、インフルエンサーに入ってもらってマーケティングしてもらうこともあるんですけどね。

多忙ですね・・。深夜に海外のtwitterスペースにいらっしゃる姿が目撃されています。

海外のインフルエンサーが開いているスペースに入っていると、SNUGのアイコンが目立つのとプロフィールにNFTクリエイター・ファウンダーって書いていることもあってフォローしてくれることが結構あるんですよね。
そこから「ありがとう!」ってDMを送って海外のインフルエンサー繋がるという流れを編み出しましたw
SNUGのアイコンが目立つというのと今はNounsのメガネを付けているのでNFT界隈では目を引くのもあると思います。

SNUG X Nouns “NounSNUG”について

Nounsのお話が出たのでその流れでNounSNUG(ナウンスナッグ)についてもお聞きしたいです。

NounSNUGとは

SNUG初のジェネラティブコレクション。Nouns日本人クリエイターの一人に選ばれたTigercloveさんが、これぞ究極のDAOと言われる「Nouns」から助成金を得ているプロジェクト。

  • 7777体
  • 8月下旬ローンチ予定

プロジェクトやWLの情報はこちらもチェック↓

- このコラボはどのように生まれたのですか?

もともとSNUGで10,000体くらいのジェネラティブをやってみたいというのは思っていました。
でも現状だと10,000体というのはハードルが高い。そんな時、Nounsホルダーのこもれび88 ⌐◨-◨さん(@komorebi8888_jp)のツイートを見て、内容はNounsを日本でも盛り上げるためのファンアートっていうものだったんですけど、Nounsの力を借りればSNUGの認知も拡げられるんじゃないかと。
他のひとたちは1点のファンアートを作って販売して・・って感じでしたが僕だけジェネラティブやります!!って大きなプロジェクトにしてしまいました笑。
7777体というのは最初に思っていたより多くなったんですけど、SNUGの認知とコミュニティを拡大したいという想いとSNUGが幸運の妖精→ラッキーナンバーというところから決まりました。
8月末はちょうどNFTを始めて1年くらいになるので活動のSeason2に入るタイミングとしてもいいかなと。
プロモーション用のムービーも作って、それを持ってこもれび88 ⌐◨-◨さん経由でNounsホルダーだけが入れるDiscordのチャンネルにシェアしてもらう予定です。
NounSNUGはSNUGシリーズを持っている人だけじゃなくてNounsのホルダーもWLの対象にしています。
なのでプロモーションの結果、興味を持ってくれたNounsホルダーの方がWLでNounSNUGを手に取ってもらえたら海外の人たちへのプロモーションにも繋がるんじゃないかと思っています。
あとは海外のコレクターにはわかってもらえるような有名なコレクションのパーツをオマージュして入れたりもしています。

さすが、よく考えられている・・。

プロモーションムービーはコチラ!クオリティ高い!!ぜひ音ありで見てみてください。

NounSNUGプロモーションムービー

- ジェネラティブを初めて作ってみて苦労している点はありますか?

パーツはシンプルなんですけど色の相性が難しいですね。
色が被るとわかりづらいけど、敢えて馴染ませてみるのも面白い組み合わせもあったりして新しい発見もあります。
Nounsはドット絵で境界線がないんですよね。
SNUGは太い境界線がある。
その要素の組み合わせが難しかったりします。
あとは色の発色方法でCMYKとRGBがあるんですけど、いつものSNUGはCMYKを使っていてNounsはRGB。
この二つを混ぜちゃうとあまりいい色味にならない。
なのでここはSNUGをNounsに寄せていつもよりビビッドな色味のRGBにしています。
SNUGがいつものCMYKからRGBになる様子はさっきお話したプロモーション用のムービーにも入っていますよ。

ここは注目です!笑。
SNUGの色がCMYKなのは意外でした。
(CMYKは主に印刷物に使われ、WEB上ではRGBが使われることが多い)

もともとデザインの会社で平面のデザインを扱っていたので自分にとってはCMYKが当たり前だったんですけど、最初NFTを始めたときはNFTをPFP(プロフィール画像)にする文化っていうのは見かけなかったですね。
前はもっと多種多様だったなー。EtherRockとかBeepleとか。
SNUGもアートとして部屋の壁に飾っていただく用に出品することから始まっています。
9,000pxX9,000pxという大きな作品なんですよ。
9,000pxっていうと1m弱くらいあります。

pikomama

高い岩、「EtherRock」は当時の日本円で1億5000万円するものも。。

EtherRock

そういうことなんですね。最近NFTに興味を持ったのでNFT=アイコンのイメージが強かったです!
でも印刷用となるとリアルなグッズ展開も想像してしまいます(ワクワク)。

そうですね。グッズは今もありますが、有名ブランドとのコラボが実現したらいいなとかたとえばホルダーだけが買えるようなものもいいなと考えています。
NounSNUGで海外に認知が拡がれば、向こうからオファーがくるということはあると思うので、そういう意味でもNounSNUGは勝負です。

なるほど~~!世界的なブランドとSNUGのコラボ・・!ワクワクしてきました!

実現してほしいです。

リアルベントへの出展

- 8月にMEDIA DAOで行うリアルイベントに出展されるそうですね。

コミュニティマネージャーのヨッシーさんがMEDIA DAOの人で、そこで話を持ってきてくれました。
僕も行けたら行きたいなと思っています。
先日NFT ART TOKYOに行ったんですけど、やっぱりデジタルなものを扱っていてもフィジカルな交流というのは必要とされるなと思いました。少なくともメタバースがもっと浸透するまでは。

pikomama

愛知県在住なので行くつもりです。リアルな会場でSNUG見てきます!
本日は貴重なお時間をありがとうございました!

おわりに

今回はNounSNUG制作真っ只中にお話を伺うことが出来ました!

フォロワー0・無名のアーティストから一年経たずに日本を代表するNFTクリエイターの一人と称されるようにもなったTigercloveさんの始めた頃のお話はトライ&エラーの大切さも伝わってきました。

世界的なキャラクターIPを目指すSNUGの今後の展開に目が離せません!

SNUGを応援したい!という方はぜひ公式のDiscordを覗いてみてください。

Discordはコチラ!

NounSNUGのWLを得るための方法は前回の記事をどうぞ!

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