超絶美麗なアートNFT、魅入ってしまいますよね。
この作品は、3.5ETHという高値で落札されています。
ただ、この作品は鑑賞するだけではもったいないんです。
実は、作者の熱い想いが込められた「あとがき」が別サイトに記載されていて、これを読むと作品の深みがずっと増します。
なぜ、別サイトに記載されているのか、それは、作者の作品に対するこだわりがあるからです。
gaia-Uわたしは鑑賞者が、説明を聞いて絵を鑑賞するのを100%よしと思ってはいないので、 descriptionに掲載するものと、 あとがきを分けています。 知りたい人だけWEBサイトであとがきを読んでもらうかたちにしています。
それでは【gaia-U】の世界をお楽しみください。
作品紹介
作品は、Foundation作品が2つ、OpenSea作品が1つ、フィジカル作品で構成されています。
- Fables Collection
- gaia-U tales Collection
- gaia-U Collection
- フィジカル作品
gaia-Uまずは絵のみを鑑賞して、自由に想像してもらえたらなと思っています。
Fables Collection
Foundation：https://foundation.app/collection/fables
gaia-U主にイソップ寓話からインスパイアされています。
そこに自分の解釈を含めながら教訓や風刺を込めて描いています。
【The Falling King】
価格：1.331 ETH
＜Description＞
昔々、人間の娘に恋をしてしまったライオンがいました。
とても美しく聡明な彼女に、すっかり夢中になってしまったライオンは、彼女に結婚を申し込みます。
彼女はライオンと結婚したくはありませんでしたが
、百獣の王を怒らせるわけにもいかず、考えた末、こう言いました。
（略）
gaia-Uひとつの物語を1枚の絵に込めているので、大きめのサイズにたくさんのモチーフが入った構成になっています。
【ever green】
価格：1.35 ETH
＜Description＞
まず壺の中には、大きなものから入れなさい。
小さなものや、柔らかいものはあとからでも入れることができるが、大きなものを先に入れなければ、それが入る余地は2度と来ない。（略）
あなたの人生にとって、「大きなもの」とは何ですか？
（略）
gaia-U時間や労力が膨大で、服の刺繍も一本一本手描きしているので 細かいところまで見てもらえると嬉しいです。
gaia-U tales Collection
Foundation：https://foundation.app/collection/gaia-u-tales
gaia-UFables は、寓話をテーマにしたものですが、
Talesは、人物に焦点をあてて創作しています。
【密かの花嫁】
価格：3.50 ETH
＜Description＞
その結婚は密かに行われた。
彼女は寄せ集めるだけ集めて自分を着飾った。
できるだけ華やかに見えるように。
できるだけ惨めに見えないように。
gaia-Uそのキャラクターの生い立ちや人物像から物語を紡いで、
それらを装飾で表現しています。
【威風堂々】
価格：0.6388 ETH
＜Description＞
冬は壮厳な王のようである。
冬が来ると、誰も空を見上げず、下を向き、地面に目を伏せる。
皆を恐れさせ、内から出ることを許さない。
彼女は厳しく怠惰を許さない、冬の王のような女性である。
gaia-U Collection
OpenSea：https://opensea.io/collection/gaia-u
gaia-Uモデルとなっている人物の湧き出る感情を、身体から植物が生えているようにいきいきと描いています。
gaia-U背景を抽象画のように描いて細かな心情も表現したいと思っているんですが、たくさんの色を使うので馴染ませるのが難しいです。
フィジカル作品【灯籠】
gaia-U先日、実家が全焼し、作品が全部燃えてしまって、いまはフィジカルの方になかなか着手出来ていませんが、少しずつ、また制作していきます。
作品の楽しみ方
gaia-Uさんの作品は、FoundationやOpenSeaのサイトだけでも楽しむことができますが、gaia-Uサイトであとがきを読むことで、より深く作品を知ることができます。
あとがきは、あなたの想像を超えた内容です。
①【絵】を楽しむ
まずは、圧倒的迫力の絵を楽しみましょう。
全体を見終わったら、拡大してみてください。
装飾品、刺繍、質感など細部まで描き込まれています。
魅入ってしまいますね。
②【Description】を読んで楽しむ
説明を読んで、想像を膨らませましょう。
飾りの意味は、どこで作られたのか、花の種類は、花言葉は、主人公は何を考えているのか・・・。
③【あとがき】を読んで感動する
あとがきを読んで感動しましょう。
作品が生まれた背景、想い、主人公の設定、裏話などが書かれていて、作品の見方がより一層深まります。
【ever green】
先日、gaia-Uさんの実家が全焼したことがきっかけで「人生において大切なもの」をテーマにした、この作品を描いたそうです。
壺には何が入っているのでしょうか、そして骨の正体は何でしょうか、気になりますよね。
【The Falling King】
これはライオンと女性の物語ですが、なぜか恐竜の骨が描かれていることに気づきましたか？
恐竜がどう関わっているのか、気になりますよね。
【密かの花嫁】
身に着けている装飾品がどんなものか、花嫁がどんな想いでいるのか、なぜ着飾ったのか、気になりますよね。
【焼野の雉子】
フィジカルの作品です。
和紙や電球を使い灯篭作品として制作し、一部ろうそくを溶かして描いているそうです。なぜ、ろうそくを使うのか、気になりますよね。
そして最後にはびっくりする結末が動画で撮影されています。
【Utopia】
この恐竜の名前は分かりますか？作者の特に好きな恐竜だそうです。
売り上げは野生生物保全基金へ全額寄付したとのこと。
クリエイター紹介
名前：gaia-U （ガイア ユー）
運営：ひとり
趣味：バトミントン
好きな食べ物：菓子類
Foundation：https://foundation.app/
OpenSea：https://opensea.io/collection/gaia-u
Twitter：https://twitter.com/gaia_U_
Webサイト：https://kiki-saurus.com/
Lit.Link：https://lit.link/gaiau
Recomet：https://recomet.io/@gaia-U
フィジカル作成風景
gaia-U和紙に墨や染料で着彩しているので、失敗は許されず、全て一発描きです。
gaia-U絵を描き切ってから骨組に絵を貼るので、最後までずっと気を抜けないところが苦労した点です。
デジタル作品メイキング
gaia-Uフィジカル作品と相反して厚塗りなので、終わりが見えづらいところが苦労した点です。
gaia-Uデジタル作品では、デジタルでしか出来ないエフェクトを使用したり、重厚感のある作風にしたかったので、あえて描き分けています。
インタビュー
インタビューは、TwitterのDMを使って行いました。
作品へのこだわりの強さを感じました。
Q01. ビジョンを教えてもらえますか？
gaia-U元々フィジカルで灯籠に絵を描いていたのですが、これをオンサイバーでインスタレーションのようなかたちで展示してみたいと思っています。
gaia-U先日実家が全焼して作品が全部燃えてしまったので、いまはフィジカルの方になかなか着手出来ていませんが、少しずつ実現していこうと思っています！
Q02. オーダーメイド(仕事依頼)は受け付けていますか？
gaia-URecometのアカウントはありますが、いまは閉じています！
制作に余裕が出来次第、またリクエストを受け付けます！
https://recomet.io/@gaia-U
Q03. 絵の勉強はどうやってされたのでしょうか？
gaia-Uデッサンの本や画家の絵を見てとにかく模写しまくって勉強しました。
Q04. NFTを始めたきっかけは何ですか？
gaia-U@Fuuuuumix_0808さんのインスタでNFTを知って、 NFTを調べているうちに、オンサイバーを知って、 オンサイバーで作品を展示したいなと思ったことがきっかけです！
Q05. 他に活動はしていますか？グッズ販売、小説などなど
いまはNFTのみです！
Q06. コミュニティは作らないのですか？
空いた時間でcreator仲間を応援したり、みんなの作品を巡回することで手一杯で、正直コミュニティに割いている時間がないのが現状です…
Q07. 尊敬するクリエイターさんはいますか？
上村松園（日本画家）とアルフォンス・ミュシャが好きです。
以前、スイーツビュッフェ展という企画があったんですが、参加者の大多数が仲良しで、皆尊敬しています。
Q08. 名前の由来を教えてもらえますか？
gaia（地球）、U（あなた）、
地球であなたと出会ったという意味を込めています。
最後に
この記事を作成するにあたり、gaia-Uさんに多くの時間を使って協力していただきました。
とても配慮の行き届いた方で、Twitter DMでやり取りをしていたので、はじめはテキストでやり取りを指定ましたが、記事確認後に修正箇所を依頼してくるときには、画面キャプチャに手書きで送ってきてくれました。
おかげで迷うことも、修正ミスもなく反映することができました。
gaia-Uさん、ありがとうございました。